（公社）山形県トラック協会（矢野会長）は５月２９日（水）、山形市パレスグランデールにおいて第４０回通常総会を開き、平成２４年度の事業報告と平成２５年度事業計画を原案通り承認し、公益社団法人として第一歩を踏み出した。
　矢野会長は「昨年は、世界経済の先行きに明るい兆しが見え始めた一年だった。今年は、安倍ノミクスと言われる経済対策により三本矢は、いまだわずかしか放されていないにもかかわらず、大幅に円安が進み株価も急上昇している。
　私どもトラック運送事業者には、円安による原油価格の上昇により、わずか三～四ケ月で、軽油価格がリットル当たり１０円以上もの値上がりとなり、事業継続すら危ぶまれるほどのダメージを受けている。
　トラック事業者は、国内の総輸送トン数の約５５％を占め、国民生活、そして経済活動に欠かすことの出来ない基礎的産業である。
　私どもは、誇りをもち、これからも誠意と熱意をもって事業経営に取り組んでいくとともに、事業再生、そして社員の明日への希望をつなぐためにも、適正運賃収受に勇気を持って挑戦していかなければならない。
　４月１日に公益社団法人に衣替えをした。公益に資する事業経営にも取り組んでいく。」とあいさつを述べた。
　続いて　来賓者を代表し、４名様からご祝辞を賜った。
　　　　山形運輸支局　支局長　松田　憲幸様
　　　　山形労働局　労働基準部長　大根　秀明様
　　　　山形県警察本部　交通部長　柴﨑　和也様
　　　　山形県物流対策議員連盟会長　後藤　源様　
　続いて議事では、第１号議案から第５号議案について原案通り承認された。