平成２８年山形県トラック事業経営研究会「賀詞交歓会」は、１月２２日（金）１７時３０分から
「ホテルメトロポリタン山形」において、来賓者及び会員、関係者１５０名が出席し開催されました。
主催者である酒井副会長の挨拶で始まり、矢野会長は「今年は年明けから日本をはじめ、世界中で
株価が暴落しております。この要因は中国ではないのか、最近の中国のGDPは７％を切って6.8％の成長と発表がありました。中国の景気は不透明感が大きく、消費も低迷し中国を頼っていた後進国の
景気まで悪くなっております。
　また、原油価格はシエールオイルをはじめ、原油産油国で減産を行わないため、原油がダブツキ中国の景気悪化も伴い大幅に下がっております。このような状況は2年から３年続くかと思われます。
　ドライバーの処遇改善を行う絶好の機会であり、引き続き適正運賃の収受に力を入れて頂き、リクルート市場において勝ち組に入れるよう是非頑張って頂きたいと思います。
　今年は、昨年に中央と地方各県に設置したトラック輸送における取引環境・労働時間改善山形県協議会の２年目になります。運送業界だけでは解決出来ない大きな課題を深く掘り下げ、論議し、解決のための方向性を見出して行く大変重要な年だと認識しております。業界一致結束して取組んでいかなければなりません。
　次に安全、安心輸送についてですが、私共公共の道路を使用して事業を行っているものとして、交通事故、重大人身事故の撲滅は、経営の根幹に関わります。各事業者様の事故防止対策を確実に継続、実行して頂き、事故の起きないような企業経営を特にお願いしたいところで御座います。」と挨拶。
　引き続き多忙の中ご出席頂いたご来賓の皆様から祝辞を賜り、その後秋野副会長の乾杯の発生で懇談に入りました。
　最後に熊澤副会長の閉会の挨拶で賀詞交歓会は盛会のうちに終了しました。