~大型車の車輪脱落事故防止に向けて~

2021年9月21日
大型車の車輪脱落事故は、近年、全国的に増加傾向にあり、令和元年度には山形県内の大型車で発生した車輪脱落事故件数が全国ワースト1であったことから、関係団体、業界の皆様と連携し、車輪脱落事故ゼロを目指し取り組んでおります。
令和2年度の車輪脱落事故件数は、令和元年度の14件から5件減少し9件、今年度も2件の車輪脱落事故が発生しており、決して油断出来る状況ではありません。

今年度、東北運輸局では、冬用タイヤ交換が始まる前の9月から『大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン』を展開し、昨年度の「増し締めの徹底」に加え、「タイヤ交換作業における確実な清掃作業の実施」と、「摩耗・劣化が進んだ部品の交換」を重点的に周知しております。

冬用タイヤへの交換は、作業が集中する11月を避け、余裕を持って確実な交換作業を実施するとともに、適切に運行前点検を実施し、車輪脱落事故を絶対に発生させないよう引き続きの取り組みをお願い致します。