【国交省】「建設資材等のトラック運搬に係る契約の適正化について」の発出について

2024年4月2日
全日本トラック協会ダンプトラック部会の要望に基づき、国土交通省の不動産・建設経済局建設業課長、同 建設市場整備課長、物流・自動車局貨物流通事業課長連名での通達「建設資材等のトラック運搬に係る契約の適正化について」が発出されましたので、お知らせいたします。

トラック運送業においては、低賃金化や高齢化の進行等により、必要とされる運転者の確保が困難となることが懸念され、建設工事の施工においてトラックによる建設資材や建設副産物等の運搬で、その担い手確保は重要な課題となっています。
このようなことを踏まえ、運転者の労働条件を改善する観点から、先般、「標準的な運賃」が改定されましたが、国土交通省からは、今回、別添1~4のとおり、建設業者団体、各府省庁、地方公共団体、主要民間団体に対し、これに適切に対応するよう通知が行われております。

部会員の皆様におかれましては、建設資材や建設副産物等の運搬について、建設業者と契約を締結する際は、本改定を踏まえた見積りの提出や契約締結などを行っていただきますようお願い申し上げます。


【参考】本件に関連する報道発表資料等の掲載先

 新たなトラックの標準的運賃を告示しました
~運賃水準を8%引き上げるとともに、荷役の対価等を新たに加算~https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000294.html

「標準的な運賃」について
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk4_000118.html

○標準貨物自動車運送約款(最終改正:R6国交省告示第210号)https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001732379.pdf

トラックGメンによる「集中監視月間」(令和5年11月・12月)の取組結果
ー 貨物自動車運送事業法に基づく初の「勧告」を実施 ー
※運賃・料金の不当な据置きなど、主な違反原因行為が例示されております。https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000292.html

 令和6年3月から適用する公共工事設計労務単価についてhttps://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00204.html